2024年度からの実用英語技能検定(英検)の問題形式変更について
7月6日、公益財団法人日本英語検定協会(以下、英検協会)から、2024年度から実用英語技能検定(以下、英検)の一部問題形式がリニューアルされるとの発表がありました。発表内容のpdfは【こちらから】確認できます。
このリニューアルの時期は2024年度の第1回検定からを予定しているとのことです。このリニューアルに伴う詳細、特に2024年度の検定料については、今年度9月中を目途に改めて発表される予定です。これらリニューアルの詳細は、今後変更が生じる場合もあるとのことなので、受験を予定されている方は定期的に英検協会のウェブサイトをチェックすることをお勧めします。
具体的な変更点
1級〜2級の英作文問題は、1題から2題に増加します。既存の「意見論述」の出題に加え、「要約」問題が出題される予定とのことです。特定の情報を正しく理解し、それをリフレーズできるかどうかが試されると言えるでしょう。
また、準1級の2次試験では、受験者自身の意見を問う質問に話題導入文が追加されます。与えられた情報を受け、それに対して自分の意見を応答として組み立てられるかがポイントになりそうです。
ほか、準2級と3級の英作文問題も1題から2題に増加し、「Eメール」の作成問題が出題されます。日常的な英作文の場面を想定した英作文が求められます。
2023年7月12日追記
Udemyで公開中の『英作文講座』にて、公開されたアナウンスに記載されていた概要作成の例題を使用し、回答例をレクチャーとして追加しました。ChatGPT に概要を作成させた場合について細かく評価もしています。概要作成以外についても英作文について詳細な解説を行っていますので、気になる方はぜひチェックしてみて頂ければ幸いです。
詳細についての動画
詳細な解説について、YouTubeにて動画を公開しました。よろしければこちらもご参考頂ければ幸いです。