翻訳の添削講座をやります
大手クラウドソーシングサービスである Lancers と提携して不定期に開催している翻訳講座なのですが、今回から添削に注力してやっていくことになりました。技術や理論、実践、哲学については、Udemy の講座や YouTube でおおよそ触れているからです。
また、今回より人数が少ない場合には個別に指導できるように体制を整えましたので、「応募しても結局勉強できないかも」ということはなくなりました。人数が少なかった場合は個別指導が受けられ、人数が多かった場合には色んな翻訳のサンプルを勉強できるという、どちらに転んでも win-win の体勢です。
以前に Tips の方の記事に書いたのですが、クラウドソーシングの世界では、力不足のまま翻訳を受注してしまうという人は決して少なくありません。
クラウドソーシングは誰でも仕事を始められるという利点から、翻訳者についても(翻訳会社への登録の際にあるトライアルで測られるような)最低限のレベルなどが設けられていないことは、その原因の一助と言えるでしょう。そのため、自分が力不足のまま仕事をしていることに気付かないということもよくあることです。逆に言えば、非常に実力があるので、もっと上を目指したり、価格設定を強気にしたりしても良いのに、それに気付かないという人もいます。
本講座では、能力を高める必要がある人も、自分に充分な能力がある人も、それに気付けるようにすることを目的としています。翻訳を勉強する上で添削を受けてみたいという方は、ぜひご参考頂ければ幸いです。